テレワークといった仕事にもWi-Fiは必須!コンパクトなポケットWi-Fiの選び方を紹介!

プライベートでWi-Fiスポットを探してカフェに入ることもあるでしょう。また、ちょっとしたパソコンでの作業を行うにもカフェにノートパソコンを持ち込んで効率よく作業をこなす、そのような方も増えています。

しかし、プライベートでWi-Fiを使うだけでなく、仕事にもWi-Fiが使用できることは現代社会では当たり前になっています。そこでこの記事ではWi-FiはWi-Fiでも「ポケットWi-Fi」についてご紹介したいと思います。

仕事も職場のみならず、今はテレワークとした働き方も増えています。そのため、テレワーク用にポケットWi-Fiを選びたい方もいらっしゃいます。もちろん、モバイルサービスと一口にいっても種類が多いため、情報収集も必要でしょう。

今回は、働き方改革によるテレワーク(リモートワーク)、在宅勤務を行うあめの仕事用として適したポケットWi-Fiについて、選び方を含めてご紹介していきます。

ぜひ、最後まで読み進めてみてください。

ポケットWi-Fiのメリットについて

まずは、仕事にも利用できるポケットWi-Fiのメリットについていくつかピックアップしてみました。

まずは、職場や自宅だけではなく、カフェや都心を中心に展開しているコワーキングスペースなど、場所を問わず仕事ができる点です。

好きな場所が仕事場に早変わりするといった際には、ポケットWi-Fiがあれば効率化が高まります。

さらに、開通させるための工事が不要といったメリットです。工事費用も負担になりませんし、レンタルサービスであれば、申し込んだら即、端末が届きます。その日からテレワークに使えることも魅力でしょう。

ポケットWi-Fiのデメリットについて

デメリットとしては、固定回線の光ファイバーを引いた場所での利用に留まるということもありますが、通信の安定性がポケットWi-Fiよりも固定回線のほうが高いという点でしょう。

仕事に利用する際に多少なりとも不便さを感じるケースもあるといえます。

ここからは、固定回線とポケットWi-Fiとの比較をしてみましょう。どちらにもメリット・デメリットがあるため、仕事に利用できるかを考える目安にできます。

外出先でも使いたい場合には、やはりポケットWi-Fiをオススメしますし、初期費用についても工事費用がかからないポケットWi-Fiに軍配が上がるでしょう。

しかし、通信品質として速度や安定性を求めるならば固定回線をオススメします。利用料も固定回線のほうがリーズナブルなケースが多いとも言われています。

先程のポケットWi-Fiのデメリットでも伝えたように、ポケットWi-Fiはホームタイプのルーターが販売されているので、固定回線の代替にも活用は可能です。しかし、速度制限があったり、安定性については固定回線には敵わないことも十分に把握しておくと良いでしょう。

それでも、好きな場所で仕事ができるのはメリットだといえます。

ポケットWi-Fiレンタルサービスの選び方について

テレワーク(リモートワーク)で使用するつもりであれば、ポケットWi-Fiレンタルサービスを検討するでしょう。その際に重視するポイントについては、「通信品質」や「セキュリティ面」にあります。ここから詳しくご紹介していきます。

なお、通信品質というのは、速度であったり、繋がりやすさをいい、セキュリティについては暗号化を指しています。

通信品質について

通信品質が良ければ、業務に支障が出る心配も減らすことができます。たとえば、テレワークでの仕事では、会社のサーバーやクラウドサーバーに自宅やカフェなどからアクセスします。

そこから必要な資料を参照したり、ダウンロードしたりすることもあるでしょう。アクセス方法については、通常のネット回線だけでなく特殊な接続方法などもあります。

通信品質が良好であれば、サーバーへのアクセスに時間を掛けることもありません。たった数ページ分の資料をダウンロードするのに時間も掛からないでしょう。業務効率に影響がでないためには通信品質が左右されると覚えておきましょう。

レンタルサービス会社に確認すべきは、通信速度の速さになるでしょう。そのため、プロバイダーや端末の最大通信速度について問い合わせてみたり、ホームページにて確認しておきましょう。

なお、サイズが大きくなればなるだけ、ファイルのダウンロードに時間を要するので、通信速度が早いほうがイライラすることも減らせます。

速度については、オンライン会議にも利用価値があります。仕事の面でオンライン会議の機会は増えていますし、その際にはSkypeを利用する会社も多いです。推奨されている通信速度について確認しておくと良いかもしれません。

グループでのビデオ通話も利用しているのなら、人数が増えるごとにダウンロードの通信速度が必要になりますから、やはり通信速度は選ぶ際、重要になるでしょう。

ZOOMやTemasも定番化していますが、グループビデオなら1.2〜2.5Mbpsの通信速度は必要になります。

ちなみに、繋がりやすさに関しては、各社通信会社で異なりますから、エリアマップをしっかり確認しましょう。レンタルサービスの契約をしてから圏外だった、ということになる失敗談も少なからずあります。

セキュリティ面

次に、ポケットWi-Fiレンタルサービスを選ぶ際に確認しておきたいのは、重要資料の取り扱いを行う業務になればなるだけ、高度な暗号化セキュリティが必要になるという点です。

ラフな格好でのテレワーク(リモートワーク)とはいっても、仕事上大事な資料を取り扱うケースもあります。そのため、選び方としてインターネット環境のセキュリティに配慮できているか、ココがポイントになるでしょう。

特に、ポケットWi-Fiは電波を使用していますから、セキュリティ上、高度な暗号化通信であれば安心安全に業務が遂行できます。

ここで、ポケットWi-Fiの暗号化と認証方式についてざっくりと説明しておきます。

WEP方式よりもTKIP方式、さらにAES方式の順に高度セキュリティといわれています。ちなみに、使用するためにはポケットWi-Fi本体とパソコンなど、双方がその暗号化方式に対応している必要があります。

WEP方式

WEPキーと言う暗号化キーを使用する暗号化方式で、固定で変更できません。

TKIP方式

一定時間で自動的に暗号化キーを変更する暗号化方式です。

AES方式

通信中に暗号化キーを自動的に変更し続けることが可能です。

この3種類の中で強力な暗号化方式となるのは、AES方式になりますから、機種を選ぶ際に検討してみましょう。ちなみに、どの暗号化通信が利用できるのかについては、プロバイダーのホームページなどからも確認ができます。

知っておきたい通信容量について

プライベートとは異なり、仕事で利用するとなれば、必要な通信容量はどれくらいが妥当でしょうか。

この点については、業種によって異なるので一概に言えないのですが、一般企業の事務職で考えてみましょう。

1日8時間勤務とした場合、1GB〜3GB程度の通信容量で十分です。

ここから、たとえばオンライン会議を頻繁に行う企業であれば、ZOOMのビデオ通話に切り替えるでしょう。1時間程度で200~320MBというデータ消費量だと覚えておきましょう。

なお、1GBの目安についてまとめてみると以下のような業務に利用できます。

  • メール送受信 約2,000通
  • WEB閲覧約3,500ページ
  • ネット動画の視聴約5時間
  • 音楽のダウンロード 約250曲
  • LINEの通話時間 音声通話なら約40時間

※容量はあくまで目安です。

現在なら、容量無制限のポケットWi-Fiが主流になっていますが、仕事の内容によっては契約容量の小さいプランを選んでも良いでしょう。

たまにテレワークをするくらいであるなら、料金を比較し、少なめの契約容量を検討してみても良いかもしれません。

Free Wi-Fiについて

中には、モバイルWi-Fiのレンタルサービスを利用せずに、Free Wi-Fiで仕事をしては?と考える方もいるのではないでしょうか。

もちろん、Free Wi-Fiであれば、費用負担もかかりません。しかし、仕事上で不都合なことも起こりうるため、オススメできません。

たとえば、提供者が不明のWi-Fiでもあるため、個人情報や企業情報が簡単に盗まれる可能性もあります。

不正アクセスが発覚してしまったり、なりすまして善からぬことに利用されてしまうこともゼロではないでしょう。提供者が不明なWi-Fiにはアクセスしないことによりトラブルに遭うことを避けられます。また、Wi-Fiで使われている暗号化方式をチェックすることも必要になるでしょう。

Free Wi-Fiには落とし穴があることも頭に入れておいてください。

おわり

会社のインターネットでも、通信障害で繋がらなかったり、遅かったりすることはあります。そうなると仕事も進みません。ここでは、ポケットWi-Fiのレンタルサービスについてご紹介しました。

しかし、モバイルのみならず、固定回線においても通信品質やセキュリティ面については十分に確認しておくことで業務が円滑にすすみますよ。

ポケットWi-Fiはコンパクトサイズでもあるので、好きな場所で仕事をこなせることが最大のメリットです。コーヒーを飲みならがのほうが作業もすすむと思えば、カフェを利用しても良いでしょう。

フリースペースもたくさん展開されていますから、好きな場所、空間で仕事をこなしてみてはいかがでしょうか。もちろん、レンタルサービスですから、故障やトラブルについてサポート体制が整っているか、ここも確認しておきましょう。

ぜひ、こちらの情報をレンタルサービスの活用に役立ててみてください。